Vol.1
およそ100本に5本の希少価値!「日高ブランド鮭“銀聖”」
黒潮と親潮が合流する日高(ひだか)の豊かな海
私たち株式会社マルデンが本社を置くえりも町は北海道の最南端に位置しており、近隣の市町村を含めこの辺りは日高地方と呼ばれています。
日高の海、とくにえりも沖は黒潮と親潮が合流し、餌となるオキアミが豊富なため、ここで捕れる秋鮭は大型で味のよいものが多く、北海道の鮭の中でも高い評価をいただいています。また、昆布漁も盛んで「日高昆布」は「だしの美味しさと肉質の柔らかさ」で全国的にも有名です。
もっとも美味しい状態の鮭「銀毛(ぎんけ)」
魚体が銀色に輝く「“銀毛”鮭」は産卵に向けて栄養をたっぷり蓄えた状態の秋鮭。
身はしっとりと柔らかく、身の色は紅鮭にも劣らない鮮やかなサーモンピンク、そしてしっかりと脂ののった最も美味しい状態と言えます。
ちなみに産卵が間近の、川魚のような斑紋が現れたものを「ブナ毛」、産卵を終えたものを「ホッチャレ」と呼びます。
銀毛鮭の王様“銀聖(ぎんせい)”
日高ブランド鮭“銀聖”とは、以下の厳しい基準をクリアした銀毛鮭のみ与えられる称号です。
1. 北海道日高沖産の銀毛鮭であること
2. 鮮度保持を厳守したものであること
3. 重量が3.5kg以上(加工前)あること
4. 銀毛鮭の中でも特に魚体が美しいこと
網元は熟練の目利きで基準を満たす鮭を選別し、“銀聖”として認められたものは一匹ごとに個体識別ナンバーが付与されます。
基準を満たす鮭は日高全体で水揚げされる鮭の中でわずか5~6%ほど、つまり100本に5〜6本しか“銀聖”を称号を得ることができないのです。もちろん、基準を満たしていなければ“銀聖”が1本も揚がらないという日もあります。
また、大きさや外見だけではなく厳しい「品質管理」を求められる“銀聖”は、誰でも販売できるわけではありません。
販売できるのは、日高定置漁業者組合が承認指定した限られた業者のみ。当社は、創業から現在までえりも沖で漁を続けている網元であり、鮭の取り扱いを熟知した“銀聖”指定取扱い業者でもあります。
選び抜かれた鮭の王様“銀聖”を、全国の皆さまに最高の状態でお届けするのが私たちの役目であり誇りです。
鮭本来の味が濃く、天然の脂はしっとりした口どけで上品。
天然ならではの甘さが後をひく、日高ブランド鮭“銀聖”を是非ご賞味ください。